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住まい

新築1年目の会社員必見|スマホで住宅ローン控除を申告する方法

こんな方いませんか?
  • 住宅を購入して1年目だけど
    住宅ローン控除の方法がわからない
  • 住宅ローン控除を申告したいけど
    何が必要なのかがわからない
  • 世はコロナ禍のため特定期間に人が集まる
    税務署へ行くのが怖い
  • スマホ(e-Tax)で確定申告をしたいけど
    方法がわからない

こんにちは、よつめです。

一般的に会社員は確定申告を

自分で行う機会がありません。

しかし、会社員でも確定申告を

自分で行う場面があります。

その一つが、

『住宅ローン控除制度利用のための確定申告』です。

正式名称は

『住宅借入金等特別控除控除』と言います。

会社員でも住宅を購入した1年目には

必ず確定申告が必要です!

会社員の方が確定申告という言葉を聞くと、

『カクテイシンコク?・・・さっぱりわからん!』

という人がほとんどか思います。
(私もそうです)

そんな会社員のあなたに向けて今回は、

という6つのポイントで紹介していきます。

よつめ

今回は『スマホで行うe-Taxでの住宅ローン控除
について記載した内容となってます。
私も実際にスマホでe-Tax確定申告しました。

e-Taxを利用しての住宅ローン控除の手続きをオススメする人

e-Taxを利用しての住宅ローン控除の手続きをオススメする人は、

  • マイナンバーカードを持っている人
  • 確定申告したことがない会社員
  • 忙しくて通常の確定申告期間に税務署に行く時間がない人
  • カード読み取り機能があるスマホを持っている人
  • 住宅を購入して1年目だけど、まだ確定申告していない

そんな方は、

e-Taxを利用しての住宅ローン控除の手続きを

検討してみてもいいかもしれません。

通常の確定申告期間は、
2月16日から3月15日』となっております。

e-Taxのメリット・デメリットについて

e-Taxのメリットについて

まずはe-Taxを利用するメリットについて紹介します。

メリット①手持ちのスマホからでも申請が可能

現在のコロナ禍において、自宅で申請できるのは

大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

他にも、

  • わざわざ税務署まで行く必要がない
  • 1月から申告を開始することができる
  • 24時間申請可能(メンテナンス時間を除く)
よつめ

『自分のタイミングでできる!』
というのも大きな魅力だと思います

メリット②自動で計算や入力をしてくれる

細かな金額の入力については、

  • 画面の案内に沿って入力すれば税額まで自動で計算してくれる
  • スマホのカメラで源泉徴収票を読み取り、自動入力してくれる
よつめ

確定申告が不慣れな会社員には
ありがたいシステムですね!

メリット③添付書類の提出を省略できる

必要事項を入力すれば、

  • 勝手に確定申告書が作成されて電子送付される
  • 作成した書類は電子データで保存が可能
よつめ

書面での提出が必要な書類についても
ちゃんと案内があります!

メリット④e-Tax申告は通常申告より早期に還付される

紙の書類で提出した場合の還付期間は、

約1ヶ月〜1ヶ月半程度ですが、

  • e-Taxを利用して提出すると約3週間程度で還付される
よつめ

状況によっては『3週間以上かかる可能性がある』
とのことなので、早めの申告をオススメします!

e-Taxのデメリットについて

続いてはe-Taxのデメリットについて紹介します。

デメリット①マイナンバーカードがないと面倒

e-Taxを利用する場合、マイナンバーカードから

個人情報を読み取る手順が必要となります。

マイナンバーカードがない場合は、

『ID・パスワード方式』で

e-Taxを利用する方法もありますが、

事前に税務署の窓口に行き、

IDとパスワードを発行してもらう必要があるため、

多少面倒となります。

ID・パスワードの発行には『顔付きの本人確認書類』が必要です!

デメリット②カード読み取り機能がないスマホは
e-Taxを利用するまでが面倒

デメリット①にも記載したとおり、

e-Taxを利用する場合、

マイナンバーカードから個人情報を

読み取る手順が必要となります。

手持ちのスマホに

カード読み取り機能がない場合は、

マイナンバーカードから個人情報を

読み込むことができません。

こちらの場合も、

デメリット①で紹介した、

『ID・パズワード方式』で

e-Taxを利用する流れとなります。

『対応スマホについて』はこちら
(外部リンク:マイナポータルサイト)

デメリット③システムの理解に多少の時間を要する

通常のサイトのように、

わかりやすさを意識していないので、

初回利用時は立ち止まるポイントが多少はあります。

とりあえず思ったことは、

『そもそものe-Tax内に記載されてる用語の意味がわからない』

ということ・・・

よつめ

『用語の意味』については、
スマホでその都度調べながら進めることで
何とか解決できました!

デメリット④事前準備が必要

すぐにe-Taxによる確定申告書を作成できるかと思いきや、

  • マイナポータルアプリのダウンロード
  • マイナポータルアプリの初期設定を行う必要がある

事前準備として上記の準備が必要となります。

『マイナポータルアプリのダウンロード』はこちら
(外部リンク:マイナポータルサイト)

よつめ

マイナポータルアプリについては
初期設定しておくことで、
『行政期間の手続き』や『住民税情報』等の
情報も確認することもできます!

e-Taxを利用した住宅ローン控除の手続きに必要な書類について

よつめ

『認定長期優良住宅』や『認定低炭素住宅』
を購入された方は、下記の書類以外に
『認定書』や『証明書』が必要となります!

源泉徴収票

源泉徴収票とは、

年内に会社から支払われた給与やボーナスの総額や

自身が支払った所得税が記載された書類です。

会社員の方であれば、勤め先の会社より

12月頃に発行されていると思います。

住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書

住宅ローンを利用して住宅を購入されて1年目の方は

1月中旬頃にでも住宅ローンを借入している金融機関から

『年末残高証明書』が登録の住所に郵送されてくると思います。

  • e-Tax利用時に記載内容の情報について入力する必要がある
  • 原本』を税務署に提出する必要がある

上記の対応のために必要な書類になります。

よつめ

2年目以降は毎年10月から11月に
郵送されてきます!
(お勤めの会社での年末調整に必要)

住宅・土地の全部事項証明書

公的証明証は発行から3ヶ月以内など

有効期限が定められている場合が多いですが、

全部事項証明書に関しては有効期限はありません。

『住宅購入の登記時に渡された全部事項証明書』
(利権者が『自分の名前』、『住所』へ変更済みを確認)

があれば問題ありません。

  • e-Tax利用時に住宅・土地の全部事項証明書の
    『不動産番号(右上記載あり)』の入力が必要
  • e-Tax利用時に、
    『住宅の床面積』、『土地の面積』の入力に必要

上記の対応のために必要な書類となります。

全部事項証明書が手元にない方は、

  • 法務局に行って取得する
  • 法務局のホームページからダウンロードする

上記の2つの方法があります。

『法務局のホームページ』はこちら
(外部リンク:法務局ホームページ)

土地の売買契約書

こちらについては、土地取得の際に

不動産会社と取り交わした契約書になります。

  • e-Tax利用時に『土地取得時の売買金額』の入力に必要
  • e-Tax利用時に『土地を購入した年月日』の入力に必要
  • コピーを税務署に提出する必要がある

住宅の売買契約書や工事請負契約書

上記の対応のために必要な書類となります

こちらについては、住宅取得の際に

ハウスメーカと取り交わした契約書や工事請負書になります。

  • e-Tax利用時に『契約時の工事請負代金』の入力が必要
  • e-Tax利用時に『契約年月日』の入力に必要
  • コピーを税務署に提出する必要がある

上記の対応のために必要な書類となります

交付を受けた補助金の額を証する書類

基本的には、

『すまい給付金』

『グリーン住宅ポイント(住宅工事に利用した場合)』

上記2点が該当してくるかと思います。

  • e-Tax利用時に給付された金額やポイントの入力が必要
  • コピーを税務署に提出する必要がある

上記の対応のために必要な書類となります。

『すまい給付金』や

『グリーン住宅ポイント』

いずれも給付完了通知がハガキにより郵送されます。

紛失した場合は、サポートセンターや事務局に

問い合わせる必要があります。

『グリーン住宅ポイントについて』はこちら
(外部リンク:国土交通省グリーン住宅ポイントサイト)

『すまい給付金について』はこちら
(外部リンク:国土交通省すまい給付金サイト)

よつめ

『すまい給付金』については、
・通帳の口座番号がわかるページ
・振り込みが確認できるページ

上記の2つがあれば大丈夫とのことです。
念のため最寄りの税務署に確認することを
オススメします!

e-Taxを利用した確定申告の流れについて

ここからは実際のe-Taxを利用した

確定申告の流れについての説明になります。

よつめ

マイナポータルアプリの
『初期設定』も忘れずに!

今回紹介するe-Tax申告の条件について

以降の手順については確定申告等作成コーナーの

流れに沿った内容となっています。

今回のe-Tax申告の条件としては、

今回のe-Tax申告の条件
  • 会社員(副業なし)
  • お勤めの会社で年末調整済み
  • 16歳未満の扶養親族あり(子供あり)
  • 住宅ローン控除のための確定申告のみ
  • スマホで確定申告する
  • 『マイナンバーカード方式』で確定申告
  • 一般住宅である(長期優良住宅、低炭素住宅ではない)

実際の手順について

以降はe-Tax申告の
『各入力項目のポイントのみ』に絞って
説明していきます。

  • 国税庁の確定申告書等作成コーナーの作成開始を選択
  • 内容に関する質問をの該当箇所を選択
    • Q申告する収入等を全て選択してください。
      • 『給与』を選択
    • Q以下のいずれかの控除を受けますか。
      • 『いいえ』を選択
        →『医療費控除』や『寄付金控除』が必要な方は
         『はい』を選択する
    • Q住宅に関する控除を受けますか。
      • 『はい』の選択
        ↑住宅ローン控除はまさにココをチェック!
    • Q提出方法を選択してください。
      • 『e-Tax(マイナンバーカード方式)』を選択
    • Qマイナポータルと連携しますか。
      • 『連携しない』を選択

マイナポータルとの連携は面倒なのでオススメしません!

  • マイナポータルアプリ経由でマイナンバーカードを読み取り
    • 利用者証明用電子証明書のパスワードを入力(数字4桁)
    • 読み取り後、自分の個人情報が反映されていることを確認
  • 令和3年分の所得税の確定申告書の作成を開始します。
    • 『作成開始』を選択
  • 作成する確定申告書の提出方法
    • 『e-Taxにより税務署に提出する』を選択
  • 申告内容に関する質問
    • 給与以外に申告する収入はありますか?
      • 『いいえ』を選択
    • 以下のいずれかの控除を受けますか?
      • 『はい』を選択(住宅借入金等特別控除を受けるため)
        ⇧住宅ローン控除はまさにココをチェック!
    • 税務署から予定納税額の通知を受けていますか?
      • 『いいえ』を選択(会社員には関係なし!)
  • 書面で交付された源泉徴収票の入力
    • 『カメラで読み取る』を選択
      • 読み取った内容を確認する(必要に応じて修正)

『住宅借入金等特別控除の額の記載』については、
年末調整の段階ではまだ控除申告していないので、
『なし』を選択してください!

よつめ

カメラ読み取り以外にも、『直接入力する方法』や
『データ交付された源泉徴収票(拡張子が『.Xml』のもの)
を取り込む方法』もあります!

  • 収入金額・所得金額の入力
    • 読み取った金額が正しく反映されているのを確認
  • 所得控除の入力
    • 今回は『住宅ローン控除のみ』のため入力不要
      →『医療費控除』や『寄付金控除(ふるさと納税)』を
       控除する場合は入力が必要です!
  • 税額控除・その他の項目の入力
    • 『住宅借入金等特別控除』の入力を選択
      ⇧住宅ローン控除はまさにココへ入力!
      • 住宅の取得形態等の選択
        • 該当する項目について選択する
      • 住宅や土地についての質問
        • 5.住宅や土地取得に関し補助金等の
            交付を受けていますか?
          • 『はい』を選択
            (すまい給付金やグリーン住宅ポイント等の交付がある場合)
        • 7.翌年以降に年末調整又は確定申告でこの控除を
            受ける際に利用する書類ですか?
          • 『はい』を選択
        • 8.この書類について、書面による交付に代えて、
            e-Taxによる交付を希望されますか?
          • 『いいえ』を選択(翌年以降分を書類交付)
よつめ

翌年以降は年末調整で住宅ローン控除を受けれますが、
その際はお勤めの会社へ『上記7.8.関連の書類』の
提出が必要となります。
お勤めの会社がデータ提出に対応していないのであれば、
上記8.については『いいえ』(書面交付を希望する)
を選択するのが無難です!

  • 入力に必要な書類の用意(前記で説明してます)
  • 金額や面積の入力
    • 住宅に関する事項の入力
      • 『住宅契約の売買契約書』や『工事請負契約書』の内容を入力
      • 建物の『全部事項証明書』の内容を入力
    • 土地に関する事項の入力
      • 土地契約時の『売買契約書』の内容を入力
      • 住宅・土地の『全部事項証明書』の不動産番号を入力
        (右上に13桁の数字で記載あり)
  • 補助金の入力
    • 『補助金に関する事項を入力する』を選択
      • 交付対象『家屋』を選択
        • 『すまい給付金』の補助金額を入力
        • 『グリーン住宅ポイント(住宅工事に利用した場合)
          の補助金額(ポイント)』を入力
  • 書面で交付された年末残高証明書の入力
    • 『住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書』
      の内容を入力
  • 適用する控除の選択
    • 『住宅借入金等特別控除』を選択

認定長期優良住宅や認定低炭素住宅の場合は、該当項目を選択していただき記載の『証明書』や『認定書』の提出が必要になります!

  • 住宅借入金等特別控除の入力内容の確認
    • 住宅ローン控除額が表示されるので内容を確認
  • 計算結果の確認
    • 今までの入力事項が表示されるので内容を確認
  • 住民税等入力
    • 『住民税に関する事項』を選択
      • 16歳未満の扶養家族(子供)がいる場合は必要項目を入力
    • 『住民税等入力』に戻り他の項目を選択
  • 還付金額について
    • 還付金額が表示されるので内容を確認
  • 受取方法の選択
    • 控除額(還付金)の振込先口座を入力
  • 住民・氏名等入力
    • 『住所・氏名等』は自動入力されているため内容の確認
    • 令和4年1月1日の住所は上記と同じですか?
      • 『はい』or『いいえ』を選択
  • マイナンバーの入力
    • 表示者分のマイナンバーを入力
  • 送信準備
    • 『データの一時保存』を確実に実施すること!
よつめ

『一時保存したデータ』は
データ送信後の修正時にあると便利です!

  • 申告書等の送信・印刷(内容確認)
    • 表示された帳票を『帳票表示・印刷』を選択して内容確認
    • 内容を確認したらデータを送信(ファイルを保存)

最後のデータ送信には、下記の暗証番号が必要です!

  • 署名用電子証明書の暗証番号(英数字6桁以上で16桁以内)
  • 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
よつめ

私は最後の暗証番号を失念したため戸惑いましたが、
マイナンバーカード作成時に暗証番号を記載していた用紙を
発見したので、最終的にはデータ送信することができました!

  • 書面提出が必要な書類の提出
    • 印刷した送信票(兼送付書)と
      『別途提出』に該当する書類を所轄の税務署に提出

書類の提出方法について
  • 郵便又は信書便で送付(送料は各人の負担)
  • 税務署の受付に持参
    →混み合っていなければ10分程度で完了します!
  • 税務署の時間外収受箱へ投函
よつめ

私は『税務署の受付に持参』しました!
早めの提出だったこともあり、
10分程度で提出が完了しました!

e-Tax確定申告後の内容入力誤りに気づいた場合

初めての確定申告の場合、

データ送信した後に

『控除金額の入力が間違った!』等の

間違いに気づくことも多いはず。

でも安心してください!

たとえデータ送信後でも、

期間内であれば修正が可能です!

確定申告データの修正方法
  1. 国税庁の確定申告書等作成コーナー
    『保存データ利用』を選択
    →『作成開始』での再提出も可能ですが、
     最初から全て入力し直しとなります。
  2. 『作成開始』を選択後、保存データを読み込み
  3. 上記の『実際の手順について』と同じ流れで
    修正データを再送信
    →事前に『書面で提出が必要な書類』を提出済みの場合は、
     再申告による『書面で提出が必要な書類』の提出は不要です。

データ修正に伴い、書面での提出書類が追加となる場合もありますのでご注意ください!

よつめ

データ送信後の再提出時は、
特記事項へ『修正しました』
等を
入力してもらうと税務署の方の確認もスムーズになる
とのことでした!

まとめ

いかがだったでしょうか?

e-Taxを利用した住宅ローン控除の申告には、

『マイナンバーカードを既に持っている』

『事前にID・パスワードを取得する』
(マイナンバーカードを持っていない方)

などのe-Taxを利用する上での条件はありますが、

  • そもそも確定申告をしたことがない!
  • 通常に確定申告期間に仕事を休めない!

そんな会社員の方でも、

今回紹介したe-Taxを利用した住宅ローン控除を

行うメリットはとても大きいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、失礼いたします。